平成29年度の厚生労働省の調査では、本人の自覚的な受検と無自覚的な受検を併せるとB型肝炎の検査については7割、C型肝炎の検査については6割の国民が検査を受けていることがわかっています。また、献血や外科手術などの際の検査など、自分が受検したのかどうかわからないという無自覚による受検が4~5割を占めています。
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検査を受けていない理由には「きっかけがなかった」「健康診断のメニューになかった」との声が多く挙がっています。
逆に言えば、「機会があれば受けていた」という潜在層が多く存在することが示唆されます。
検査をまだ受けていない人の6割が「機会があれば検査を受けてみたい」と答えています。
国民の35%が検査の普及啓発活動の取り組みを全く知らないと答えています。
「検査機会の創出」にはよりインパクトのある普及啓発活動が欠かせません。
※平成29年度 肝炎検査受検状況実態把握調査(国民調査)(考藤班)より抜粋