厚生労働省

知って、肝炎

肝炎とは?

多くのキャリア(ウイルス保持者)が存在しています。

現在、わが国で問題になっているのが、B・C型肝炎です。肝炎ウイルスのキャリアはB型が少なくとも約110万人、C型は約190万人いると推定され、また、肝炎を発症している患者さんは、B型が約7万人、C型は約37万人と推定されています。

B・C型肝炎のキャリア数と患者数

B型肝炎 C型肝炎
キャリア数※1 約110~140万人 約190~230万人
患者数※2 約7万人 約37万人

数字はいずれも推定

  • ※1平成16年度厚生労働科学研究費補助金肝炎等克服緊急対策研究事業報告書(吉澤班)より推計。患者数(推計)を含む。
  • ※2患者数は、平成20年患者調査より推計。

肝炎は予防が可能な病気です。しかし・・・

肝炎を予防するためには、肝炎ウイルスに感染しないようにしなければなりません。わが国では肝炎の知識が国民に普及していない状況の下で、多くの肝炎ウイルスキャリアが、感染の自覚がないまま日々を過ごしていることが問題視されています。
肝がんの原因の約80%が肝炎ウイルスといわれています。肝臓は「沈黙の臓器」といわれ、もしもウイルスに感染していても、自覚症状がないまま病気が進行する恐れがあります。
そして、ウイルスに感染しているかどうかは検査を受けないとわかりません。

ウイルス性肝炎は今日、多くの原因ウイルスと感染経路が判明し、発症の仕組みも解明され、さまざまな治療法が研究・開発されています。
もし、肝炎ウイルスに感染していても、早期に適切な治療を行うことで、肝炎を治癒し、あるいは肝硬変や肝がんへの悪化を予防することが可能なのです。

肝炎ウイルスの検査は採血のみです。皆さんのためにも、周りの大切な方のためにも、必ず一度は検査を受け、早期治療につなげなければなりません。