11月2日(火)に、杉良太郎健康行政特別参与が山形県を表敬訪問し、山形県知事の吉村美栄子氏らとともに、同県の肝炎対策について懇談を行いました。懇談のなかで、杉特別参与は全国の肝炎に対する意識について、「自分は大丈夫だと思わず、肝炎が発症する前に検査に行ってほしい。」と述べられました。
催事名:山形県 表敬訪問
日時:2021年11月2日(火)15:00:~16:00
開催場所:山形県庁
出席者:
健康行政特別参与 杉 良太郎 氏、山形県知事 吉村 美栄子 氏、山形大学医学部長 上野 義之 氏、山形県健康福祉部長 渡邊 丈洋 氏、山形県健康福祉部医療統括監 阿彦 忠之 氏、厚生労働省 肝炎対策推進室長 簑原 哲弘 氏(順不同)
杉特別参与は山形県の肝炎対策について、「日本人は肝炎に対しての関心が薄く、自分は肝炎ではないから大丈夫だと思って検査を受けず、気付いたときには肝硬変や肝がんを発症してしまっている。しかし、山形県は真面目な人が多く、肝炎検査などの取り組みにとても積極的な印象を受けている。来年は山形県で本プロジェクトのスペシャルサポーターなどを動員してイベントを行い、県民の健康への対応に対する感謝と、もう一度、県民に対して健康意識を引き締めてほしいという思いを伝えていきたい。」と述べました。
吉村知事は、山形県の肝炎の現状や対策について、「山形県は積極的に肝炎対策に取り組んでおり、肝炎ウイルス検査の受検率が高い。しかし、特に若い方々の関心が低いため、早期発見・早期治療をもっと発信していかなければならない。」と、肝炎に対する思いを語りました。
この日、知って、肝炎プロジェクトの2021年度新ポスターが初めて披露されました。杉特別参与は、「1枚目は乃木坂46のメンバーを起用し、若い人にも肝炎に関心を持ってもらいたいという意図で作成した。2枚目はHIPHOPダンスを踊るような衣装を着て賑やかな雰囲気を出し、ダンスなどの楽しい運動で健康になることをアピールしている。」と2種類のポスターを紹介しました。