厚生労働省

知って、肝炎

活動報告

2022.03.16杉良太郎氏、AKB48坂口渚沙氏が北海道北見市を表敬訪問 健康でいるために肝炎ウイルス検査の受検の呼びかけを依頼

この度、健康行政特別参与の杉良太郎氏と、スペシャルサポーターのAKB48の坂口渚沙氏が、北海道の北見市を表敬訪問し、自身が名誉会長を務める『アジア国際子ども映画祭』への出展経験もあり、本年度で閉校となる上仁頃(かみにころ)小学校や、北見市役所を訪れ、児童や職員、市長らに向けて、未だ全国的に患者数が多い肝炎にかからないためにも、肝炎ウイルス検査を受検し、健康で長生きしてほしいと呼びかけました。

催事名:北見市表敬訪問
日時:2022年3月16日(水)
開催場所:上仁頃住民センター、北見市役所
出席者:
「知って、肝炎プロジェクト」
健康行政特別参与 杉 良太郎 氏
スペシャルサポーター AKB48 坂口 渚沙 氏
北見市長 辻 直孝 氏
市民環境部長 岡田 和広 氏
保健福祉部長 武田 雅弘 氏
市民生活課長 大越 清美 氏
新型コロナウイルスワクチン接種推進室室長 髙谷 ひかる 氏
健康増進主幹 椎名 真理 氏

上仁頃小学校に訪れた杉氏は、児童に対して、「皆さんは『肝炎』という病気を知っていますか?これは体の臓器である肝臓がダメになってしまう病気です。肝炎は体に症状として表れにくく、肝炎になっていることに気付かないまま症状が悪化してしまいます。大事なことは、病気にかからずに元気でいることです。そのためにも家に帰ったら両親やおじいちゃんおばあちゃんに肝炎ウイルス検査の受検を呼びかけてください。皆さんの呼びかけがとても重要です。」と、メッセージを送りました。 また、北見市役所での懇談、記者会見に臨んだ際も、「肝炎は“沈黙の臓器”とも呼ばれており、肝炎を患ったまま放っておくと、肝硬変や肝がんになってしまいます。このような症状にならないために、全国を回って肝炎ウイルス検査をしてほしいと呼びかけていますが、未だ検査をしていない人が多い状況です。今の肝炎は、早期発見・早期治療で薬を飲めばほとんどの確率で完治する病気で、都道府県各地の保健所によっては、肝炎ウイルス検査を無料でしてくれるところもあります。辛い状態にならないためにも、肝炎ウイルス検査を受検してください。北見市からも、検査の受検の呼びかけをお願いします。」と検査受検の協力を求め、辻市長は、北見市として肝炎を改善できるように検査の呼びかけを行っていきたいと意気込みを語りました。 当日、杉氏とともに小学校、市役所を訪問した坂口氏は、記者会見において、「私は北海道出身で、こうしてスペシャルサポーターとして北海道で肝炎の啓発活動ができてとても嬉しいです。私も実は過去に『薬剤性肝炎』を患った経験があり、肝炎がとても怖い病気だということを知っています。肝炎の怖いところは、発症していることが症状して表れにくく、病気が気付かないうちに進行してしまうことです。そのようなことにならないためにも、肝炎ウイルス検査の受検をお願いします。また、ご家族や友達などとも肝炎について話してもらって、検査の受検を呼びかけてほしいです。私たAKB48は、今後も北海道のみならず、全国の若い世代へ向けて肝炎について発信できるよう頑張ります。」と、自身の経験談とともに肝炎ウイルス検査の受検を呼びかけました。