7月17日(日)に、「知って、肝炎プロジェクト」肝炎対策特別大使を務める伍代 夏子氏が愛知県岡崎市を訪問しました。岡崎市の皆さんに向けて、「特に若い世代の方は、自分はまだ大丈夫と思っている方が多いのですが、年齢に関係なく肝炎になってしまう可能性があります。是非、市の制度である無料検査を利用したり、健康診断の時のタイミングで肝炎ウイルス検査を受けてください。早期発見・早期治療のために積極的な行動をお願いいたします。」と呼びかけました。
自身もC型肝炎ウイルスの診断を受け、克服した過去がある伍代氏は、検査を受けたタイミングについて聞かれると、「健康診断を受けた際に、肝臓の機能が少し低下しているので、念のために精密検査を受けたのがきっかけです。検査の結果、肝炎ウイルスが体内にいることがわかりました。これから検査を受けて、もし肝炎ウイルスが見つかった場合でも、薬で治療ができるので安心してください。このような治療を受けるためには、肝炎ウイルスを早期発見しなくてはなりませんので、肝炎ウイルス検査を受けることが重要なんです。」と、検査の重要性を改めて呼びかけました。
記者から「肝炎ウイルスが見つかった時は、体から何か体調不良のサインは出ていましたか?」と聞かれると、伍代氏は「少し体がだるいなと思ったことはありましたが、そのだるさが病気によるものなのか、疲れから来るものなのかは分かりませんでした。今思うと当時は疲れだと思って、
“このくらいで怠けてはいけない…!”と余計に無理をしていたんだと思います。」と自覚症状が無いことの怖さについて話しました。
最後に、「薬による治療ができると話しましたが、肝臓が元気な若いうちに肝炎ウイルスを発見することが大事で、肝硬変や肝がんになってからでは遅いんです。ですから皆さん、自覚症状が無いうちから積極的に行動し、肝炎ウイルス検査を受けてください。」と岡崎市の皆さんに向けて、真剣な眼差しで呼びかけました。
催事名:岡崎市訪問
日時:2022年7月17日(日)
開催場所:茶室・城南亭
出席者:「知って、肝炎プロジェクト」 肝炎対策特別大使 伍代 夏子氏
岡崎市長 中根 康治氏
岡崎市 保健部 健康増進課 課長 青山 政美氏