活動報告

8月23日(金)に、「知って、肝炎プロジェクト」肝炎対策 特別大使の伍代夏子氏が、京都府南丹市を訪れ西村市長らと懇談を行いました。

伍代氏は33歳の時にC型肝炎のキャリアがわかり、つらい治療を乗り越え、現在に至ります。その当時のことを振り返り、「個人差はありますが副作用がすごく出るので、家族の協力がとても必要な治療でした」と、家族の協力を得ながらやっとの思いで治した病気だったことを教えてくれました。続けて、「今は飲み薬で本当に楽に治せる時代になったことを、声を大にして言いたいです」と話され、当時と比べて現在は治療が受けやすくなったことを、一人でも多くの皆様に知ってもらいたいと力強く話されました。

南丹市ではウイルス性肝炎の件数や医療費が全国の平均以下となっており、市民健診の肝炎ウイルス検査ではここ10年以上陽性者が出ていないことが告げられました。これを受けて伍代氏は、「肝炎ウイルス検査で陽性者が出ていないのはすばらしいことだと思います。まだ肝炎ウイルス検査自体を受けていない人もいるかもしれませんので、残りの人たちにもなるべく検査を受けていただけるようにして、ウイルス性肝炎の感染者がゼロであるという市に、一番乗りになっていただけたら嬉しいなと思います」と思いを語りました。また南丹市では、歩いてポイントを貯めるなど、日々の生活の中で楽しみながら健康になる取り組みを行っており、伍代氏は「楽しく頑張ることができるのは、一番いいことですね」と、健康対策についての意見交換も行われました。